便秘が解消?ダウン症の子に処方された薬のこと

便秘の薬


 

ここ2ヶ月くらい前から、ダウン症の息子が便秘になりました。

ダウン症の子はもともと便秘になる傾向が強く、小さな時から何かと注意しています。

今回久しぶりに薬を処方されましたので、その薬のことや今までの便秘に関する経緯などを書いてみたいと思います。

 

ダウン症と便秘について

ダウン症の子は便秘になりやすい

ダウン症の子は腹筋の力が弱いので便秘になりやすい、という話はよく聞くところです。

息子もどちらかといえば便秘気味ですが、まだましな方かもしれません。

一般的な対応は、食事に注意する、マッサージする、運動する(させる)、規則正しい生活を送る、くらいでしょうか。

ヤフー知恵袋にも対処法の相談がちらほら載っていますが、結構こちらのページが参考になりました。

→ ダウン症の5歳の子の便秘が酷くて困っています

 

息子のケース

先にも少し書きましたが、2ヶ月程前から便が固くなり、自力で排便(3~4日に一回)はできているものの、結構時間がかかったりしていたので少し心配してました。

それまでは、硬さは普通で平均2~3日に一回程度。

先日、3ヶ月に1回の甲状腺検査がありましたので、先生に相談して今回薬を出してもらうことにしました。

何年か前に同じ薬を処方してもらったことがありましたが、その時は1週間ほどで改善し、すぐに薬をやめた記憶があります。

 

先生曰く、便秘がきつい時は浣腸の方が早く、強い薬を出すくらいなら浣腸の方が体にやさしいそう。

ただ、3~4年前に息子に浣腸したことがあったのですが、その時は暴れてかなり手こずりました。

このことから今回は薬、どうにもならなければ浣腸作戦です(汗)

腑に落ちないのは、前回の診察時に「甲状腺の機能が低下してきたら便秘になりやすい」と聞いていましたが、

今回は甲状腺の数値は横ばいで特に悪くなっておらず、なぜまだ寒い2月から便秘がずっと続いているのかわからないことです。



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処方された薬

処方された薬は酸化マグネシウムと浣腸になります。

効能や効果などを少しだけ詳しくメモしたいと思います。

 

1.酸化マグネシウム細粒83%(0.6g分包)90日分

酸化マグネシウム【効能・効果】
胃酸を中和して消化器症状を改善する。便をやわらかくして便通をよくする作用あり。(マグネシウム補給に用いることがあり、尿路結石を予防する作用もある)

【副作用】
吐き気、めまい、力が入りにくくなる、体がだるい、眠くなるなどの症状がでることがある

【注意点】多めの水で飲むこと

医薬品として使用されることが多く、緩下剤として優秀な効果を発揮する。腸管内で水分の吸収を高める役割を持ち、その結果、腸の蠕動運動を助け、排便を促す。酸化マグネシウムによる排便を促す機序は、身体がもともと持つ排便作用に近く、身体への負担も少ない。

酸化マグネシウムは海水か ら数種の工程を経て作られる天然由来成分であるが、体内に吸収されにくく、比較的副作用の少ない医薬品として使用されている。医薬品としての年間処方数と しては、上位10位に入り、日本では最もよく処方される下剤である。

医薬品としては粉末のものが一般的であるが、酸化マグネシウムの特性上、口中不快感が あるため、飲みにくい薬といわれているが、飲みにくさを改善した錠剤の形をした製剤もある(マグラックス等)。下剤としての使用は日本が最も多く、他国で はほとんど使用されていない。

緩下剤については、粒子が尖っており、腸壁に留まり後で飲んだ水分が腸壁に吸収されてしまうのを防ぎ、水分が直腸側に補給されやすくなる効果があるとされている。

※引用:フリー百科事典ウィキペディア

マグネシウムは上記引用にもありますが、身体への負担が少ないんですね。

90日分の処方はかなり長いのではと思ったのですが、調べてみて安心しました。

市販薬としては「3Aマグネシア」という薬が同じ働きをするようです。

 

2.ケンエーG浣腸液50%30ml 2個

浣腸【効能・効果】浣腸による下剤

説明書きを見たのですが、浣腸は最初約40℃(体温温度)に温めるんですね。今まで全く意識してませんでした。。

市販薬で売られてるものはこれと同じかも。(メーカーが一緒なので)

 

まとめ

便秘はダウン症の子にとって大敵です。

特に我が子は言葉がまだ出ていませんので、事前に発見できないことがとても多く、異常に気がつくのが遅れがち。

便秘は普通の人でも悩まされる症状ですので、普段の食生活などでできるだけ改善できるように心がけたいものです。

 

今思い出しましたが、今日の朝のテレビ「健康カプセル・元気の時間」で海藻のあおさが紹介されてました。

そこでは男女ともにBMI値が日本一低い三重県民のことを特集していたのですが、三重県はあおさの収穫量が日本一だそうです。(全国の約7割)
※BMI = 体重(kg)÷身長(m)×身長(m)

 

三重県人は運動量も少ないし野菜もあまり食べない(他県との比較)のになぜBMIが日本一なのか、その謎がテーマだったのですが、今日はこのテレビのせいか、スーパーでもあおさの問い合わせがかなり多かったようです。(スーパー勤務の知人談)

あおさは、100gあたり44gの食物繊維を含んでいるそうで、ゴボウが6.1gであることを考えると、とんでもない数値ですよね。

食事にもいろいろ工夫していこうと思います。

 









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