今、息子は「スペシャルニーズ歯科センター」に通っています。
通うといっても数ヶ月に一回なのですが、きっかけは前歯が欠けたことでした。
こちらでは、ダウン症の息子の今の歯の状態やこれまでの治療の様子などをまとめたいと思います。
スペシャルニーズとは
スペシャルニーズ、、あまり聞き慣れない言葉だと思います。
私は名前だけ知ってるに過ぎなかったので、この記事をきっかけにはじめて検索をかけたのですが、最近の言葉なのか日本語の情報があまり見つかりませんでした。。
スペシャルニーズの英語のつづりは、
”special needs” になるのですが、その意味は下記になります。
1. 特別な要求
2. 〈米〉〔児童や生徒が抱える〕援助を必要とする障害
※引用：アルク英辞郎on the WEB
間違いなく2番の意味でしょうね。
また、
special needs education
は、特別支援教育で、
special-needs school
は特別支援学校になるようです。
調べてみると、息子にとって ”special needs” は特別な意味を持つ言葉だということがわかり感慨深いです。
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ダウン症の息子の歯の状態について
前置きはこれくらいにして、息子の今の歯の状態についてまとめたいと思います。
スペシャルニーズ歯科に通うきっかけ
スペシャルニーズ歯科センターに通いだしたきっかけは、一本の下前歯の角が欠けてしまったことに始まります。
欠けた原因がわからずじまいだったのですが、とにかく治してもらうしかありません。
今まで時々行っていた歯医者は、優秀なところですが一般向けゆえ、暴れる息子を押さえて治療するにはかなりの不安感がありました。
そこで、かなり前に摂食指導を受けたことのある同じ病院に再び通うことに決めたわけです。
欠けていた前歯を治す
初日、私も一緒に行って息子を押さえたのですがやっぱり暴れる暴れる。。
治療椅子をほぼフラットにして、背中の部分に背中をサポートするあてを置いてもらっての治療でした。
欠けている歯は思ったよりすぐに修復できました。
最後に青っぽい光で硬化させていたのですが、治療開始から終わるまで「えっ、もう？」という感じ。
レントゲンも撮ったのですが、抜けていない乳歯が4本ほどあり、次回抜けていなければ次の歯のことを考えて抜歯することも考えるとのことでした。
息子は上の子と同じく、全体的に歯並びが悪いです。
顎が小さいのと、服などの布を噛む癖があるせいか、前歯が1本斜め前になってたりして…
ただ抜くとなるとやっぱり全身麻酔になるのかな…。
歯垢を取る
数ヶ月経って、息子の歯の状態を見てもらいました。
今度は女医さんでしたが、暴れる息子の扱いがとてもうまく関心しました。
息子はあいかわらず暴れて騒いでましたが、歯垢を取り、機械で磨き、歯磨きをしてフッ素を塗る、という一連の処置をしてくださいました。
私は頭、家内は足の方を必死におさえていたのですが、先生の腕もあってなんとか治療を終えることが出来ました。
今、息子は小学校高学年ですが、もっと大きくなったらどうするんだろうという漫然とした不安は残りました。
歯の状態としては、お茶で茶色に汚れてはいるが虫歯はないらしく、まだ前回の乳歯は抜けていないがぐらぐらしているとのこと。
残す歯の優先順位から考えて今は見送るほうが良いという判断になりました。
お茶で汚れたところを取ることも出来るとのことでしたが、暴れるので取りあえず放置。。
歯垢は尖った針のようなもので手作業でこそげ落とし、そのままでは汚れがつきやすいとのことで、機械で歯を磨きました。
息子の口腔内の特徴
歯を磨くのを嫌がるのは、口腔内が敏感だからかもしれないとのこと。
あと、上の頬の内側の肉が厚いことから歯ブラシが奥まで届きにくいことも教えてもらいました。
確かに息子のほっぺはぷくぷくなので、うなずけます。
いつもペコちゃんのように笑っていることが多いのでそうなったのかな？なんて思ったりしましたが、もしかしてこれはダウン症児の特徴なのかなとふと思いました。
我が家では息子にジュースやチョコレート類は与えていないので、それもあって虫歯がないのかもしれません。
歯並びはすこぶる悪いのですが…
ただ永久歯に生え変わると状況も違ってくるかもしれないので、とにかく歯磨きには一層気をつけないとと思いました。
勧められた電動歯ブラシ
電動歯ブラシは何がいいのかこちらのある先生に質問したら、
ソニッケアー
あまり詳しくは聞けなかったのですが、キッズタイプ
家にも電動歯ブラシはありますが、ほとんど使っていないので私自身使うことを含めて現在検討中です。
まとめ
今私も歯を治療している最中なので、歯の大切さをまさに痛感しているところです。
毎回麻酔を打たれてガリガリされてます。。。
先日は全体の歯垢をとってもらったのですが、歯茎の中が結構汚れていたようで、血だらけになりました（汗）
特に歯と歯茎の間の境目が汚れがちなので、その部分は細目のやわらかい歯ブラシで押すように磨くと汚れが取れやすいそうです。
ただ、歯間ブラシや糸ようじを平行して使っても、全ての汚れを取ることは出来ないので、取れないところは定期的に歯医者で取ってもらうのが一番とのこと。
私でもそうなので、特に息子は今後ずっとこちらにお世話になることと思います。
スペシャルニーズ歯科センターに感謝です。
