北海道で男児が親に置き去りにされたニュース、無事男の子が発見されて良かったですね。
詳しいいきさつはわかりませんが、私も子の親なので本当にほっとしました。
行方不明になったときの報道では、男の子は人や車に石を投げつけていたとのこと、実は私はそちらの方が気になってました。
田野岡君は28日、両親と姉の一家4人で鹿部町の公園で川遊びをした。公園で人や車に石を投げつけたため、両親は同日午後5時ごろ、しつけの意味を込め、自宅への帰り道に、七飯町の舗装されていない林道で車から降ろして置き去りにした。約5分後に父親の貴之さん(44)が現場に戻ったが、姿が見えなくなっていたという。
※引用:産経ニュース
うちの子には知的障害があるため、例えばベンツに石を投げたり落書きしたりしたら損害額はハンパないはず…。
ということで、今回うちの子が入っている保険を一度確認しなおそうと思います。
主に知的や発達障害児者が対象の個人賠償責任保険になると思います。
ちなみにうちの子は生命保険には入れません。
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目次
うちの子が入っている保険
うちの子が入っている保険は参考程度ですが医療保険を含めて下記3つになります。
・コープ共済たすけあい医療コースV1000
・全知P連:総合補償制度(支援学校経由)
・入院保険(互助成度)&AIU普通傷害保険(手をつなぐ育成会経由)
◆コープ共済たすけあい医療コースV1000
息子が0歳の時に入りました。
当時ダウン症で合併症があったのですが、こちらの保険は割合いハードルが低く、別名『告知ゆるやかコース』とも言われていました。
当時、簡単な告知事項が2つあっただけだと思います。
掛け金は月1000円ですが、年間2000円の共済金の戻りがあるので、実質年10000円くらいです。
ざっくりとした保険金額は、病気入院・事故(ケガ)入院2000円、 事故(ケガ)通院1000円、 手術 1・2・4万円、 長期入院12万円、 事故後遺障害 2~50万円、 病気死亡・重度障害 10万円、 事故死亡・事故重度障害 50万円その他になってます。
※上記はあくまでも参考程度にしてください。
詳しくはこちらをご参照ください。
→ コープ共済:《たすけあい》医療コースのページ
◆全知P連:総合補償制度
全知P連とは全国特別支援学校知的障害教育校PTA連合会の略です。
こちらは支援学校を通じて入る保険になるのでしょうか。
引受保険会社はAIU損害保険株式会社。
掛け金は年10000円程。
保険金額は、死亡保険金約350万円、入院保険金日額4000円、通院保険金日額2000円、個人賠償責任限度が3000万円。
※上記はあくまでも参考程度にしてください。
詳しくはこちらをご参照ください。
→ 全知P連:総合補償制度のページ
◆入院保険(互助成度)&AIU普通傷害保険
こちらは「手をつなく育成会」経由で入っています。
保険は互助制度とAIU保険料の2段階の保険。
掛け金は年18000円。
下記保険金額は私たちの場合の大体の金額ですので、あくまでも参考にとどめてください。
・入院保険(互助成度)
付添介護保険金上限3000~8000円
差額ベッド費用保険金3000円
入院一時金保険金5000円
入院諸費用保険金1000円
病気死亡保険金30000円
・AIU保険料
死亡保険金200万円
障害見舞金入院保険金日額2500円
障害見舞金通院保険金日額1000円
第三者損害賠償(個人賠償)5000万円
以上、うちの子の保険を調べてみましたが、物を壊してもある程度物なら問題無さそうなので少し安心できました。
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保険会社によって事故の時の対応が違う!おすすめは?
以前息子が車の事故に巻き込まれたことがあって、その時は通院だけで済んだのですが、各保険会社の対応がまちまちだったので、こちらでも情報共有いたします。
一番良心的だったのがコープ共済。
こちらは通院日数に加えて、頸椎カラー装着日数がプラスされ、合計6万円ほどおりました。
互助制度のあるAIUの方は通院日数のみがおり、2万円程度だったでしょうか。
それ以外は認められませんでした。
(ちなみに全知P連の保険は当時まだ小学校に入学していなかったので入っていません)
その他では、家の保険(マンションなどの保険)でも通院日数のみがおりました。
ただし自宅からの対象範囲が決まっており、その中での事故のため支払われました。
コープの保険は申請して1週間位で入金されましたし、上記の対応を考えると特に「コープ共済」はおすすめと言わざるをえません。
番外編1:付けておいて良かった特約は?
これは本当に余談なのですが、上の子が歩道を歩いていたら前方から走ってきた車のミラーと接触して腕を負傷したことがありました。
相手側はきちんとした保険会社に入っていたのですが、思った以上に治りが遅く、示談開始まで1年位かかりました。
その時にはまだ後遺症が残っている状態だったので、慰謝料の交渉などで長期戦になりそうな予感がありました。
実は以前、家内が事故を起こした時に、保険金の支払いでとても苦労したことがありました。
その教訓から、家内が車の保険に家族の保障と弁護士特約をつけたのですが、それが今回幸を奏しました。
弁護士の依頼は自分から保険会社にしなければいけませんが、弁護士の選定は保険会社がしてくれ、弁護士とは1回だけ会って状況を説明したのみ。
相手側の保険会社から提案してきた示談金は、初回だったこともありますが希望を大幅に下回る15万ほど。
弁護士に常識的な要求額を弾いてもらうと40万円とのことでした。
根拠のある中ではじきだした金額とのことなので、それで交渉してもらい、特に問題なく40万ほどがおりることになりました。
常識的な金額とのことなので、個人で交渉しても多分そこまで行く可能性はありました。
ですが、事前に情報を集めたり、書類や資料を用意するなど、時間もかかるし素人ゆえ先が見えない不安もあったと思うので、この時ばかりは弁護士特約を入れといてよかったな~と思いました。
家内は先見の明?があるのか、特約を倍額にしていたため、保険金も5回通院した時点で倍額の20万円がおりました。(後から聞いたら障害児がいるため保険屋と話し合って倍額にしたとのこと)
番外編2:その他にも使える特約
その他、保険絡みで思い出すのは、一眼レフのカメラが車から落ちて壊れたことがあったのですが、それも車の保険から修理費数万円がでましたので、車の保険もバカにならないなと思うことは多いです。
その時は家内が落としたのですが、子供が落とすことの方が多いと思うので、この特約も私たちには必須です。
その時に提出したのは、壊れたカメラの写真数枚と、修理伝票、購入時がわかるレシートや保証書などでした。
2週間ほどで修理代は振り込まれました。
まとめ
最後になりますが、私たちが入っている車の保険は、あいおいニッセイ同和損保にしています。
ディーラーがすすめたこともありますが、フォローに定評がある噂を以前から聞いていますし、あくまで主観ですが、以前入っていた外資系の保険会社よりは心強い気がしています。
保険は使わないに越したことは無いのですが…
ひとつ言い忘れましたが、マンションの保険などでも子どもの装具や車いすが対象になるものがあります。
ただし、高価なものは事前に登録の必要がありますので、私たちの場合は装具や車いすを登録しています。
もし階段からうっかり落として壊れた場合、ともに20万円程度するのですが、団地の敷地内なら保険の対象になるそうです。
また支援学校に車いすを置いていて、長期休暇に入ったら持って帰らなければいけない事情もあるのですが、学校においてある車いすも登録できたので、とりあえず登録しています。
思い当たる方は一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
余談のほうが長くなった感がありますが、冒頭のニュースを機に、保険を見直すことが出来て良かったです。