先日、香川県の小豆島(しょうどしま)を初めて訪れました。
両親を連れての旅行だったのですが、そこで一番カルチャーショックを受けたのが真っ白い大観音像。
曇っていたらまだしも、空が真っ青だったので白い観音像が映える映える…。
まるで、ウルトラマンが立っているかのような錯覚に見舞われました。
この小豆島大観音像、いったいどんな像なのでしょうか。
小豆島大観音とは

大本山小豆島大観音仏歯寺(別名 しあわせ観音)は全国多数の檀信徒の浄財寄進により建立されました。
「胎内仏」「本尊 しあわせ観音」「十二支守り本尊」 さまとともに、スリランカ国仏歯寺より分与された 「仏陀のミハ(御歯)」 を おまつりしており、スリランカ仏歯寺との姉妹寺院であります。
最上階の展望窓からは島の風景や瀬戸内海を見渡すことが出来ます。
ウィキペディアによると、この大観音像は1994年に竣工、1995年に公開されたそうです。
大観音像の高さは明らかにされていないそうですが、約50~60mといわれています。
胎内には本尊をはじめ、寄贈された約1万体の胎内仏が並びます。
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観音像の内部
胎内仏は下記引用画像のように、階段の周りにびっしりと並べられています。
各々の台座には、寄贈者の名前が刻まれています。

※画像引用:半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ>小豆島大観音 〜胎内に潜入〜
エレベーターで観音像の中央を上がっていくと、展望台兼、本尊と仏歯が祀られている「仏歯の間」に到着します。
ご本尊様

仏歯の間。あの中に仏様の歯がはいってるはず…。

窓から見た外の風景です。右手には観音様の大きな指が見えますね。

下矢印の中に3つの窓があるのですが、上の景色はそこから見た景色になります。

後ろにも前側と同じように3つの窓があり、合計6つの窓から外を見ることができます。
※一番下のグーグルマップを航空写真にして拡大すると後ろ側の窓を見ることができます。
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車で参拝する際の注意点

門から入って山上駐車場まで登ったのですが、車で行くには道が悪すぎました…。
画像ではわかりにくいですが、車高の低い車だったら底が擦れてしまう恐れがあるので十分ご注意ください。。(2016年6月時点)
後から知ったのですが、門をくぐって左側を直進すればもっと近いところ(第一駐車場)に停められたんです。
行かれる方は、小豆島大観音のホームページで駐車場の位置を確認したほうがいいかもしれません。
大観音像を初めて見た時…
それにしても初めて観音像を見つけた時はびっくりしました。
あまりにも大きかったので…。

突如現れた巨大観音像に、幼少の時に特撮好きだった私は大興奮。
大きさがまさにそんな感じでした…。

近づくにつれその巨大さがわかります。
青空に白い観音像が映えてとてもきれいでした。

建立してから20年以上建っているのにかなりきれい。どうやって掃除しているのでしょうか。。

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大観音像下の建物内部
巨大観音像の足元にある建物の内部です。

大きな数珠が置いてありました。

まとめ
今回こちらに参拝したのは、祖母がこの観音像が建つ前にこちらに寄付していた記憶があったからです。
受付でそのことを話すと、すぐに帳簿で調べてくださり、祖母の名前が入っている胎内仏まで案内してくれました。
すでにこの世にいない祖母ですが、名前だけは今もしっかりと刻まれています。
帰り際に、受付の人から冷えた甘茶のお接待を受けました。
ほんのり甘くて口当たりの良い甘茶は、かわいた喉に染み入るようでした。

巨大観音像への地図になります。所要時間は土庄(とのしょう)港から約20分弱くらいです。