伯方島でイルカやクジラと泳ぐ!四国愛媛の「ドルフィンファームしまなみ」がすごい!

イルカ調教2


 

先日、イルカとクジラを間近で見てきました。

場所は、愛媛県今治市の伯方島(はかたじま)にある「ドルフィンファームしまなみ

四国でイルカとふれ合えるところは数カ所あるのですが、こちらの施設は本州からのアクセスが比較的簡単なんです。

この日は、因島(いんのしま)までのドライブを予定していたのですが、ふと思い立ってこの先にある伯方島へイルカを見学することになりました。

まさかここにクジラがいるなんて思ってもいませんでしたが…。



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ドルフィンセラピーについて

ドルフィンファームしまなみのイルカ2

ちょっと余談事になりますが、ドルフィンセラピーについてひとことだけ。

海の生き物の中でも、イルカはやはり別格ですよね。

子どもが障害を持っているため、アニマルセラピーにも興味があるのですが、なかなか行く機会がもてません。。

アニマルセラピーの中でもイルカに関してのものは日本でも数少なく、たしか四国と沖縄くらいしかなかったのではないかと思います。

 

今回見学したところではないのですが、四国では「日本ドルフィンセンター」でイルカによるセラピーを実地しているそうです。

※NPO法人 日本ドルフィンセラピーが主催する「イルカ触れ合い特別活動 」のページはこちら

リンク先のページによると、参加対象者は、「広汎性発達障害、学習障害、精神遅滞、注意欠陥/多動性障害などの発達障害を有する児童」とありますので、いつか子どもを連れて行ってやりたいです。

 

伯方島の「ドルフィンファームしまなみ」について

話が少し脱線しましたが、今回は愛媛県の伯方島にある「ドルフィンファームしまなみ」のお話です。

この島には、本州と四国を結ぶ西瀬戸自動車道(通称:しまなみ海道)という高速道路が通っており、伯方島は四国側から2番めの島になります。

ちなみに、しまなみ海道が通る島は6つあり、本州側から、向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島になります。

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画像引用:ウィキペディア/西瀬戸自動車道

施設へのアクセスは、伯方島ICの降り口をそのまま進むとすぐにT字路がありますので、ここを左に曲がって1分かかるかかからないくらいで右手に道の駅「マリンオアシスはかた」が見えてきます。

その道の駅の駐車場に入るのですが、駐車場を挟んだ向こう側が今回の目的地の「ドルフィンファームしまなみ」です。

 

途中ローソンもありますし、伯方島ICを出て右に曲がればすぐ左手に薬局の「ザグザグ」がありますので、なにかと便利。

私たちは出発時に、まさかイルカを見に行くとは思ってなかったので、日焼け止めを持ってきてなかったのですが、ザグザグで買えてほっとしました。

余談ごとですが、こちらのザグザグでは、家内がサイクリングしていた外国人から「日焼け止めはどこ?」と、ボディーランゲージで質問されてました。

 

西瀬戸自動車道(しまなみ海道)しまなみ海道はサイクリングロードとしても人気があり、特に外国人がサイクリングしているのをこちらを走るたびによく見かけます。

調べてはいませんが、結構このコースは海外でも有名なんでしょうね。

私は自転車で渡ったことはありませんが、車内からの風景で想像すると、かなり感動する景色なんだろうな~と思います。

障害がある子がいるので、特殊な自転車などを使って、家族でサイクリングできたらな~と夢みたいなことも考えてしまいました。



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「ドルフィンファームしまなみ」感想

伯方島 ドルフィンセラピーしまなみ2

今回は取り敢えず見学だけだったので、大人(中学生以上)500円、子ども(4歳以上)400円かかりました。(こちらには身障者割引はありません)

ちなみにイルカにエサをやったりさわったり出来るコースは予約制で5000円(レクチャー込み30分)。そしてイルカ(やクジラ)につかまって泳げるコースは予約制で9000円(レクチャー込60分)になっています。

私たちは見学だけでしたが、見学といっても上記2コースを間近で見ることが出来るので、500円はかなりお得だと思います。時間制限はないようですし。

 

それにしてもイルカと一緒に泳いでいる子どもたち、とても気持ちよさそうでした。

以下、こちらで撮った写真数枚をアップしてみます。

伯方島 ドルフィンセラピーしまなみ1 伯方島 ドルフィンセラピーしまなみ4 伯方島 ドルフィンセラピーしまなみ5 ドルフィンファームしまなみのイルカ イルカ調教1 イルカ調教2

クジラがいた!

伯方島ドルフィンファームしまなみのハナゴンドウ2見学しているときに、見慣れないイルカがいるな~と思っていたのですが、実はハナゴンドウというクジラでした。。

このクジラはイルカとほぼ同じ大きさなのですが、私は水族館でも見たことがありません。

 

名前を「しま」と「なみ」というそうで、看板には「スイムコース」とありましたので、一緒に泳いでくれるクジラなのかもしれません。

伯方島ドルフィンファームしまなみのハナゴンドウ4 伯方島ドルフィンファームしまなみのハナゴンドウ3 伯方島ドルフィンファームしまなみのハナゴンドウ1



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ハナゴンドウについて

私の撮影した画像ではわかりにくいので、ハナゴンドウの画像及び説明文をウィキペディアから引用してみます。

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画像引用:ウィキペディア/ハナゴンドウ

ハナゴンドウ(花巨頭、Grampus griseus)はクジラ目ハクジラ亜目マイルカ科ハナゴンドウ属に属する海棲哺乳類である。マツバゴンドウ(松葉巨頭)とも呼ばれる。ハナゴンドウ属はハナゴンドウ1種で構成される。

◆形態と生態
ハナゴンドウは成長すると体長3mから4m弱、体重300から600kgになる。大きな背びれが特徴であり、若いシャチや雌のシャチに見間違えられることがある。体表の色は様々であり、若い個体は濃い灰色であるが、成長するにつれてほぼ白くなっていく。

他の個体やイカなどと衝突することによる引っかき傷によって白くなっていく。和名のハナゴンドウやマツバゴンドウ、マツバイルカはこの傷を白い花や松葉に見立てたものと言われる。腹部は白である。

口吻は短く頭部の形状は角張っており、幾分マッコウクジラに似ている。頭部メロン正面には縦方向の溝が1本ある。胸びれは長く、先が尖っている。10頭から50頭程度の群を成すが、他の種類のクジラやイルカと一緒に行動することも多い。人間の乗るボートに対しては特に興味を示さない。

主食はイカなどである。イカに特化した食性からかマッコウクジラとの共通点が多い。
群れで生活する為、集団座礁がよく起こり、600頭以上の座礁記録がある。

◆生息域と生息数
太平洋、インド洋、大西洋の世界中の温帯や熱帯の海に生息する。地中海と紅海には生息するが、黒海にはいない。沿岸よりはやや外洋を好み、大陸棚よりも深い、水深400mから 1,000m程度の海域を好む。水温は最低でも10℃で、15℃以上を好む。

生息数は、アメリカの沿岸で6万頭、東太平洋で17万5千頭、西太平洋で8万5千頭であるが、全生息数は不明である。



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まとめ

伯方島 ドルフィンセラピーしまなみ3

こんな身近にイルカやクジラとふれあえるところがあるなんて気付きませんでした。

それもそのはず、この施設は今年の4月にオープンしたばかり。

この日は、ふれあいコースや団体でのスイムコースを体験している、大人や子どもがたくさんいましたので、とても大盛況の様子でした。私たちのように見学だけの人も多くいましたよ^^

 

今オープンしているのは一次エリアだそうで、2017年4月に二次エリアがオープンする予定なのですが、そこでは、新たに「イルカビーチ」が作られ、自然に生活するイルカ、クジラをシュノーケリングで観察することが出来るそうです。

また国内初の「鯨類繁殖センター」が設けられ、イルカとクジラの繁殖研究所としても活動するとのことで、成功すれば親子で泳ぐイルカとクジラを間近で見ることが出来るのかもしれません。

 

また「オートキャンプ場」も新設されるそうで、キャンプをしながらイルカやクジラと過ごすことが出来るとのこと、かなり興味を持ちました。

ドルフィンセラピーが行われるかどうかは、HPには書かれていませんでしたが、もしキャンプしながらドルフィンセラピーが体験できれば、子どもがとても喜ぶだろうな~とそんなことを夢見てしまいました。

今度来るときは、ぜひイルカにさわってみたいですね。

 

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当ブログの管理人ヒロアキは障害児2人の父親である。子どもの障害が悪化したのを機にサラリーマンを退職。父の死、母の認知症、家内との軋轢(?)を前に、より良い生活を送る工夫を日々模索中。パソコンやネットスキルが低いのが悩み。。